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パッキンがないとき

先日古いマキタの下取り品を整理していたら、そこに数年前にトラバーユ(死語かな)してきた日立の営業マンが来て
「何をしているんですか?」
と聞いてきたので、
「下取り品の整理だけど。」
と言いながら古いマキタのロゴがあったので
(”M”マークの下に小さく「E W」と入ったロゴ)
「このEとWって何ですか?」
「エレクトリック ワークスらしいけど。」
「今はパワーツールって言いますよね〜」
「パワーツールって言うとエア工具もエンジン工具もあるけど、昔のロゴの時代は電動工具オンリーだったから。」


電動工具オンリーだった時代も過去の話ですが、エア工具でさえ、古い機種は部品打ち切りで
修理不能が増えて来ました。
そんな中でも可能な限り直すのがメーカーではない販売店の仕事。
今回はパッキンがないのでパッキンを作ります。
部品名でパッキンと言うとOリングや樹脂部品のことではありません。
金属と金属との間にエアを止めるシート状の部品を言います。
紙製だったり薄い金属の両面にゴム状のものを貼ったものが一般です。
ところが今回の修理品はOリング製のパッキン。ここは紙で代用します。

今から、この間に入れるパッキンを作ります。
素材は不要になったハガキを使います。
使うものはこれ!

もうお分かりですよね!

ペタンと捺して、外周をカッターナイフでくりぬいて、穴部分は皮ポンチで一発です。
それではまた。
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