PVアクセスランキング にほんブログ村

今週の問題(父の形見)

先日のサッシ戸車を交換する際に戸棚を動かすために棚の中を降ろしていたら、
懐かしいものが眠っていました。

3寸5分の大鉋です。
銘柄は「如意」と書いてあります。
念のため「如意」でググってみましたが、ヒットしません。
その昔、父が店頭に飾って見せびらかしていましたが、
今では、下手に店頭に飾ると余分な仕事が増えるだけなので、ヤフオクにでも売ってしまおうかと思ったんですが、
裏に何か書いてあるようでしたが、ただでさえ読めないような字なのに、
その上、老眼では読む気力さえありません。

でも、思いっきり度の強い老眼鏡で読んでみると、かすかに読めます。

一番左は「石堂輝秀」と読めなくはありません?
さらにその右には「昭和二十三年吉日」と読めます。
と、言うことは67年前の製造?(あと2年で、の話はご遠慮願います。)
本来石堂輝秀という名前は現在の石堂鉋の祖父の名前だから、ご本人の作ったものの可能性が高い。
さらに、その左に書いてある名前は贈答用に使われたものではないかと思われる名前が書いてあります。
送り主の名前には、心当たりがあります。
市内の同業者の親戚で、ウチの近所に住まわれていた今は亡き鉋の台入れの職人さんと思われます。
贈った相手は思い当たる節があったので、その身内と思われる方に電話してみると「知らない」とのこと。
石堂鉋の問屋さんに相談しても、67年も前のことは誰も知らない。
この鉋の父からの話は、記憶にないが、問屋の営業曰く、
「たぶん、道具屋の借金の返済の代わりに大鉋で処理したんじゃないですか?」
そう言えば、そんな話があったような気がする。
もしそうであれば、贈り元に返す必要はない。
できれば、この鉋の価値を活かせるところにお嫁に行くべきだと思う。


ここで今週の問題です。


この大鉋、どうしたらいいでしょうか?


解答はしませんが、ベストアンサーをお待ちしております。