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AK-HL1270E pqa

pqaは決して補聴器付きの老眼鏡ではありません。
昨日のプチクイズのアンサーのつもりです。
h168さま、パクッて申し訳ございません。
それでは昨日の解答です。
新型の1270Eになくなった機能とはこれです。


新旧2台並べてみました。
これだけでは分かりませんね。
もう少し拡大します。

旧型には停電自動復帰ボタンがありますが新型にはありません。
旧型は出荷時、このボタンがOFFになっています。
OFFの場合、使用中にブレーカーが飛んだり、コードに足を引っかけてプラグが抜けて、その場で差し直しても
コンプレッサーの主電源が落ちてしまうので、再起動しません。
コンプレッサーの使用者本人が起こしなのならすぐに電源ボタンを押せば済みますが、
サイディング屋さんのコンプレッサーを使ったがために、ブレーカーが落ちたり、
電気屋さんがプラグを一時的に抜いたりするとコンプレッサーの使用者は電源が落ちたことが分かりません。
釘打ち作業中にだんだん釘打機のパワーが弱くなって
「あれ?釘打機の力がない。釘打機が壊れたか?下地が硬いのか?」
なんて余分なことを考えて遠回りすることがあると思います。
ですから、新品をお渡しするときにはこのことをしっかり説明します。
(面倒くさがって聞かれる人も結構います)
また説明してもこのボタンと電源ボタンを押し違えて自動復帰しない設定にしてしまうこともあります。


その点、新型はこの機能がなく、いかなる場合も自動復帰します。


それでは、旧型にどうしてこんな機能があったのか?


それは、かつての日立のコンプレッサーにも同様のクレームがありましたが、
PL法の関係でコンプレッサが突然動かなくなった時に、
故障したと思って電源プラグをつないだままカバーを開けて点検しようとする人がいるかもしれないということで
点検中に、間違って飛んだブレーカーを戻して、大事故が起こることを防ぐ目的がありました。
(元電源が一度落ちたら、再度電源スイッチを押さなければ起動しない構造)
MAXの旧タイプは、この機能に加えて起動前に警告音がなるので、落ちたブレーカーを入れなおしても
警告音と警告ランプが点滅してからファンが回るので、まず、事故には繋がりません。


推測ですが、このようなことから、新型の1270Eは自動復帰ボタンを廃止したものと思われます。


それではまた!