年々、大工さんの高齢化に伴い人数が減って、昨日も若い大工さんが
「これから（元請け）会社が無茶な条件を出してくる！」
「どんな条件ですか？」
「建売を年間20棟！」
「一人じゃそりゃ大変だ。」
「でも弟弟子は今まで同じ会社の物件をそれ以上こなしているが、俺には真似ができない。」
「何が違うんですか。」
「現場の寸法はみんな頭の中に入っているし、動きに無駄がない。それと身長が違う。アイツは壁を貼るとき足場が要らん！」
こんな状況だから作業量を増やすことにより単価を下げやすい状況にしている。
これも職人不足対策であるが、それに伴い金物支給率がどんどん増えていく。
大工さんの作業量を減らすためにプレカットだけでなく
羽柄加工や面材のカットあるいは造作材も加工済みが納入される。
すると金物屋は、ただでさえお客様である職人さんが減っているのに、その上、金物は売れない。木工機械も売れない。
さらに追い打ちをかけるようにネット販売や量販店の進出で、どんどん金物屋の仕事がなくなる。
この先、さらに職人さんが減るために、金物屋のシェアが小さくなる。
暗い話ばかり並べても仕方がないので、明るい話題を
フジマックから作業用の蛍光灯で最高クラスの85Wが発売されました。
どれくらいかは、まだ確認していませんので、試された方はご一報ください。
