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久しぶりの飛び込み営業

昨日、某ハウスメーカーの新築現場に伺うと担当大工さんが
「この会社めちゃくちゃ忙しいみたい。」
「でも日本中の金物屋は暇していますよ。」
「どうして?」
「その会社が忙しいんじゃなくて職人さんの若手がいないので人手が足りず大工さんが忙しいだけ、だから金物屋は暇。」
「そういうことか・・・。」
そんなことで、久しぶりにチラシを作ってみました。


(ピンボケではなく故意にぼかしています)
一昨日、気になった新築現場の看板を頼りにその建築屋さんの作業場ではないかと思われるところに立ち寄って見ました。
「失礼します!」
「誰?」
「西尾の金物屋でトシカネと言います。」
金物屋?」
「金物だけでなく道具の販売や修理を行っております。」
と言いながら例のチラシを渡し、簡単に説明します。
「店はどこ?」
「釘やビスもあるの?」
などの質問が終わると親方が昔話を始め延々30分くらいお話を伺いました。
さらに
「この超仕上使えるかな?捨てた方が良いと思ったら言ってくれ。」
見ると日立のFA450。(親方から頂いたものらしい)
30年以上前に廃盤になった機種ですが、保管状態が良いので少し手入れすれば使えそうである。
刃物を外して研磨を預かると、他のチップソーやミゾキリ刃の研磨依頼も頂き
完成後、超仕上を使えるようにアポを取ってから伺うことにしました。


帰路に思い出しましたが、自分の師匠である元マキタのMさんが昔、言っていました。
新製品のPRするにあたり、ベテランは結果を出すが若手はなかなか売るのに手こずるが
ベテランは売ることに長けているわけではなく、どこに行ったら結果が出るか予想が付くので
効率よく販売するが、若手はそれができないので無作為に行ってしまい、思うように売れない。


モノを売るには「必要とされるところに行くこと」と言うことである。


それとどうでも良いことに気が付いたんですが、本日の初めて伺った作業場は師匠の自宅のすぐ近所でした。