PVアクセスランキング にほんブログ村

先週の解答(入隅カッター唯一の修理)

昨日は、母が老健ショートステイをしたので午後2時半に長男と迎えに行ったんですが
母が結構元気そうなので、
「姉ちゃんのところに行くか?」
と言うと「うん」と言うので、隣市に嫁いだ3人の姉のところにノーアポで伺う。


一番最初に痴呆が進んでいる2番目の姉のところに電話をするが出ない。
それでも強行して伺うが留守のようであった。
簡単な手土産に言付けを書いて足跡を残しておく。


次にすぐ上の3番目の姉のところに行く。
到着すると一人住まいのはずなのに知らない名前のポストがある?
とりあえずインターホンを鳴らすと隣から若い女性が出てこられた。
「何でした?」
「○○子(姉)さんはお見えになりませんか?」
「今留守をしていますが。どちらさんですか?」
「○○子さんの妹なんです。」
「私は○○子の孫で・・・。」
ここでやっと気が付きました、私の従兄弟にそっくりです。
「○○ちゃんの娘さん?そっくりですね。おばあちゃんどうされましたか?」
「実は転んで骨折して入院中なんです。」
姉妹でも付き合いがないと、全く分かりません。


帰り道に一番上の姉の家があるので、立ち寄る。
インターホンを鳴らしても返事がない。
隣の孫の婿養子に伺うと、畑にいるらしいので、そちらに行く。
畑に着くと土の上に腰を下ろして作業中に人影がいる。
「伯母さ〜ん!」
「あっ!見たことある人が来た。」
「すーちゃん(母の愛称)来たよ。」
「やーっと会っとらんか?」
「親父が死んでから一度も会っていないから10年ぶりだよ。」
「そんなん見とらんか?」
それから姉妹同士で在り来たりの話をして
「またお邪魔します。」
「いつでも来てくれ。」
93歳になっても頼れる姉である。



それでは先週の解答です。
先週の問題は入隅カッターの故障の問題でした。
「今まで、一度だけ入隅カッターの修理をした要因(あるいは部分)はどこでしょう?」
それは、お客様があと少し、あと少しと言わんばかりに切れない刃でリフォームで壁外周を削っていました。
入隅カッターは主軸とモーター軸をズラすためにベルトで連結しています。
ベルトは無理をすればスリップします。
スリップすれば普通なら気が付くはずですが、
入隅カッターは切削中、刃物が見えません。
スリップしていていも、モーター音でイマイチ分かりづらいと思います。
それをいつまでも続けていればベルトが溶けて切れると思ったら
ベルトが切れる前にモーター側のプーリーが高温になり
その熱ですぐ上のベアリングが高温になりベアリングを受けている樹脂が溶けて
モーター軸が移動しアマチュア(回転側コイル)とフィールド(固定側コイル)が接触してしまい
異音が発生したところで作業終了となったようです。

この時は幸いモーター焼けもなく、ハウジング(青いボディ)・ベルト・ベアリング交換だけで済みました。
くれぐれも無理の利く機械ではありませんので、大切にお願いたします。