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天井”キ”の字

先日、コメントを頂いている方からレーザーの修理依頼がありました。
症状は線がダブっているとのことで水平ラインの精度をチェックしたが異常なし
4本の縦ラインの精度を確認しても異常なし。
依頼者に電話をしたが繋がらないので、もしや?と思って天井を見上げると

ちょっと写真がうまく撮れていませんが、横線が2本になっています。
「これだ!」
と思って、分解する。

本来は天井十字のはずであるが、今回は横線が2本なので天井”キ”の字。
原因は横線担当している左右の縦ラインのズレである。
もう一度2本の縦ラインを確認すると、片側が許容範囲であるが、わずかに天井側が左に寄っている。
そのため、そのレーザーの角度をわずかに修正する。

調整は六角棒レンチで調整するが、少し回すぐらいでは動かないが
もう少し回すと行き過ぎである。
微妙な加減ができないので、中央のネジを緩めて遊びを大きめにすると微妙に動く。

しかし、今度は固定ねじを締めると再度誤差が出てしまう。
何度も行っているうちにコツが掴めたころ、何とか合格。

写真は撮影者が不合格であったが、ちょうど依頼者から電話が
「お世話になります。修理品到着して終了しました。」
順番が違う!と思われたでしょうか?
それともまだ精度に不満で・・・ではないことをお祈りしております。