朝一に電話で
「直角二面の厚みを測るところが折れちゃて使えないんだけど。」
「お急ぎですか?」
「出来れば。」
「それではキリが付いたら直行します。」
と言うことで、作業場に伺います。
下平の直角二面ですが、外観部分の破損ではなく入り口の厚みを測るローラーの奥の突起が中折れして
奥の大切な部分に先端が届かず、気持ちよくお仕事ができません。
これが今回のリミットスイッチなんですが、普通は2個あるんですが、この機械は1個しかない?
配電盤でチェックするとこのリミットスイッチは押さないとOFFで少し押すとONでもっと押すとOFFと言う
始めて見るスイッチでした。
これで構造が納得できましたので、次の作戦に移ります。
中折れ部分は、折れやすいアルミ鋳物製。溶接はできませんので別な方法を取るため一度持ち帰ります。
今回は、中折れ部分を接合せずに加工がしやすく折れにくい鉄板で代用品を取り付けます。
これでこのターゲットを押せるはずです。
位置が合わなくても鉄板なら現場で細工もできます。
再度、現場に伺い早速取り付けると若干押さえが甘いので
加圧調整ネジを数回回すと、加工せずにちょうどいい高さで止まってくれたので、これで終了とします。