一昨日、納品・修理から店に戻ると机の上にこんなカタログが置いてあった。
これは自宅の給湯器がかなりヤバイので、どうするか？相談したために持ってこられたようであるが
あいにく外出中だったため、説明なしに置いて行ったものと思われます。
折り返し電話しましたが、この業者はまず電話に出ない。
仕方がないのでFAXを入れるとすぐに電話に出て、至急交換していただけるとのこと。
そもそも、この業者は普通の水道屋と呼ばれるそれほど大きくない設備屋さんである。
4月からその息子さんが店のすぐ近所の地元で一番大きい水道屋さんに就職し、先日所用で来店されたところであった。
息子さんのお父さんも祖父も曾祖父も同じ水道屋さんのOBで、曾祖父からお付き合いさせていただいておりますので
初の親子4代のお付き合いとなった。
しかし、長いおつき内の中で販売ばかりで、仕事の依頼をしたのは、最近の話である。
自宅は叔父の会社で頼みましたが、今は疎遠。
給排水に関してはカミサンの父が配管工なので、以前はそちらでお願いしていた。
義父は体調を崩して退職しても、義父の姉の水道屋なので、お願いできるのであるが
仕事を依頼しても後継者（カミサンの従兄弟）は何も買ってくれないので自分の道理で頼めない。
自宅の隣に親戚のように付き合っていた水道屋があったが、今は何も買ってくれないので同様に頼めない。
消去法で、仕事の付き合いのある水道屋さんにお願いしている。
仕事を依頼する側には選ぶ権利がある。
しかし売り手には選ぶ権利はない。（売らない権利はありますが）
近いほど、疎遠になった時に気まずい思いをするので、
付き合いはなくても出会った時はこちらから元気よく挨拶するように努めている。
このブログを見ている方が関係者におられますので、詳しいことが書けませんが
ここから先は我がまま野郎の戯言だと思って聞き流してください。
先日、自分の生まれる前からお仕事を依頼している方に仕事の依頼をしました。
代金をお支払いする際に「〇〇（ある工具）って調子が良いですが？」
その方に相応しくない工具だったんですが、簡単に説明をしました。
仕事が終わってから
「ネット価格くらいになりますか？」（正直この質問をされると売る気が失せます）
と言われましたので
「厳しいですね。在庫があったか微妙ですので店に行かないと分かりません。」
と答え、
さらに帰り際に車を発進しながら
「お頼みします。」
てっきり注文と思い次の日店で在庫確認をすると在庫はなく、取り寄せることに。
入荷した日は一日出ずっぱりだったんで、翌日配達しても宜しいか電話をすると
しばらくしてから当人のお母さんから
「電話が来ないんで注文しちゃったみたいで・・・。」
「分かりました。キャンセルと言うことにさせていただきます。」
不愉快な思いだけが残りましたが、冷静に考えるとどう見てもおかしいので
数日後、当人のお父さんに電話で事情を話し「こんな状態では何もお願いできません。」と。
すぐに、詫びに行くように息子さんに来ていただくようにしていただいたんですが
その息子さんは「私はお願いします。（「お頼みします」と同意語）と言っただけなのに何も連絡が無かったから。」
ここまでなら自分の勘違いで終わりなんですが、
「ですから私は悪くありません。」
これが決定的でした。
私の中（”普通”とは言いません）では「自分は悪くない」＝「あなたが悪い」である。
日頃からメーカーの不具合に対してメーカーに代わってお詫びし続けています。
「アンタが謝らんでもいい。」
と言うありがたい言葉は数えきれないくらい聞いてきました。
それでも、この方針は変わりません。
出来るだけ、自分は悪者にした方が無難だと思います。
