このブログは閲覧量が多いだけにほぼ毎日外国語のフォームメールがやってきます。
英語は全く読めませんし、中国語やロシア語のような文面も珍しくありません。
たまには解読サイトを使って読むと仕事で向こう側が利益を生むために
あたかもこちらに得があるようなメール。
これだけは万国共通なようです。
そんな折、先日不明な依頼メールがありました。
内容は
この靴乾燥機のコードを伸ばしてほしい。
当店に見えるお客様なら
「擦れば伸びます。」
と返して終了なんですが、見ず知らずの方にそんな返答はできませんので
「コードの延長はできるとは思いますが、責任が持てませんのでご了承願います。」
と返しましたが
「ダメ元で良いですからお願いします。」
とのことで
「見てから判断します。」
数日後、荷物が届きました。
箱はいかにも中国製の印刷で「超音波式靴乾燥機（実際に字と違います）」と中国の文字で表記されています。
まず分解すると、予想とは違って
１．伸ばしてほしい40cmほどの中間コードが4芯だった。
２．コードの直径が6ｍｍほどしかなく、片側のコードの繋いだ部分を収納するスペースが小さい。
それなので依頼者に電話して条件を確認します。
「こんなに細いコードはありませんので、太くても宜しいですか？」（OK）
「コード付け根のガードなしでも良いですか？」（OK)
「コードの長さはどれくらい伸ばしますか？」（30ｃｍ伸ばせば良い）
これなら何とかなるかと思い実行します。
コードの収納スペースに苦労しました。
またコードの抜け止めを入れないといけないのでそのスペースも確保しました。
出来上がったものがこちら
ところで依頼者の今回の意図は何だったのか？伺ってみました。
ここで問題です。
今回の依頼の理由は何だったんでしょう？
解答は、また来週！
