たまに今まで一般的な安全装置の釘打機についているコンタクト（発射口の外側の安全装置）を
今はやりのコンタクトノーズ（発射口そのものが安全装置）に変更できないかとの問い合わせがありますが
これは先端が細いか太いかの問題ではなく、発射口が固定型か分離型かの大きな違いがあります。
旧式のコンタクト方式の場合（HN90N2）
ノーズは発射口まで一体化になっています。
それに対してコンタクトノーズ方式は（HN90N3)
発射口とその元部分が別の部品で、さらに発射口がズレずに上下するためにレールが入っています。
そのために方式を変更しようとするとノーズ一式交換しないといけませんが
ノーズの価格が半端なく高額で（鍛造品のため）簡単には修理が検討できません。
それだけでなく旧型に新型のノーズがポン付けできるような設計になっていません。
ですから、このようなことは考えるべきではないでしょう。
このあたりのご理解をお願いいたします。
