先日、久しぶりにみえた大工さんがスライドマルノコの修理品を2台持ち込んだ。
伺うと
「今の会社はスライドの安全カバーをテープで止めたらNG食らったんで直してほしい。」
とのこと。
言われてみれば当然である。
職人さんにとって嫌がらせとも取られがちであるが、
元請けは下請けの体を守る義務がある。
そのためにも法に触れる危険な作業をさせるわけにはいかない。
結果として、法に触れる部分を指摘し改善指導をしなければいけない。
これをせずに事故があった場合は元請けの責任となる。
元請けは下請けの体を守ることが本命の目的ではなく、会社を守るために下請けに指導することになる。
もちろん言うことを聞かなければ出入り禁止にしなければいけない。
前置きは、これくらいにして本題の修理品。
毎度のリンク（カバーを持ち上げるバー）不良である。
1台目は
ベアリングもリンクも悪いので新品に交換する。
もう一台も同様との予測で確認すると
なんと、ベアリングの軸の付け根さら抜けていた。
この場合付け根の部品一式交換となり修理代が2万円近くかかる。
ここで裏技を試してみる。
これが必要な部品
これをこのように取り付けて
うまくいったようである。
