最近はあまり騒がれなくなりましたが、メジャーではないネットショップで
格安で売られている”互換バッテリ”
いわゆるパクリ品であります。
実際に出回っているもののほとんどが中国製らしい。
これなら一目でわかります。
最近は
あたかも容量が多いような表記があったり
セルそのものを大きくして価値を上げたりしたものもありますが
これほど大きいとベースに当たって充電マルノコの刃が目いっぱい出せません。
中にはマキタ純正と錯覚を起こしそうな
意匠登録で引っかかりそうです。
いずれにしても、実際使われた方々の話では電動工具以外の使用であれば
結構持つが、電動工具だと価格分だけは持たないと言われています。
また、現行のマキタ充電器DC18RFでは充電できないとの報告を受けております。
(この件につきましてはマキタの確認が取れておりません)
他にUSマキタのバッテリも出回っております。
パックが国産と違います。
実際に使うと見分けがつかないように見えますが
底面のシールがすべて英語表記なのですぐに判別できます。
これを”マキタ純正”と表記して販売している方がおられますが
あくまでもUSマキタの商品なので純正と言えるかグレーゾーンでしょう。
国産マキタ(実際に国外で生産しているものもありますが)の工具もバッテリも
”日本国内のみの使用に限る”と表記されていますので、
アメリカ製であるUSマキタの商品も日本での使用は責任を
アメリカと日本の両マキタとも責任を問うことができません。
出力電圧は同じですが、マキタの充電器は国産が100V仕様で
アメリカ製は125V仕様になっています。
そのためアメリカ製の充電器を日本で充電すると満タンアラームが鳴らないようです。
また充電工具及びバッテリと充電器に
「過放電防止装置」「過充電防止装置」「温度対策装置」
が付いております。
この設定基準が非公開になっているところにも各社の策略があるのかもしれません。
この件につきましては、もう少し資料がそろってから詳細を書きたいと思います。