隣の新築現場で大工さんが丁寧にダイライトの釘を玄翁で打っていたが
10時の休憩になったので、挨拶に伺うと
「明日から元請けの旅行に行きますので2日ほど現場を空けます。」
「えっ！それじゃ台風が来ちゃうよ。」
「金曜に養生すれば良いかな？」
「朝一からすれば、何とかなるでしょ。台風が早めに来たら旅行は途中で帰らないと。」
そんな話をして店に戻るが、よくよく考えたらそこのお施主様の娘さんが
昨日からお祭りの太鼓の練習に行っているけど本番とかち合わないか
カレンダーで確認する。
台風被害が一番大きいのは土曜日だから、ちょうど練習がお休みなので安心・・・
と、思ったが12日の土曜日は、そのお祭りの幟（のぼり）を立てる日！
暴風雨に幟立てなんて絶対無理！
でも、こんな話、誰も振ってこない。
仕事中で電話に出ない予測の上、町内会長に電話するが予定通り出ない。
自宅にも電話するが出ない。
副会長は事故で入院中なので、何ともならないから
氏子総代に電話する。
「12日の幟立ての日に台風が来そうだけど、過去に事例がありますか？」
「台風はおろか、雨で中止になった記憶もないよ。」
「会長が捕まらないので、いるメンバーで臨時会議しましょう。」
「じゃあ、5時に他の氏子を呼んで店に伺います。」
念のため、午後から町内会長宅に電話すると奥様が出られた。
「ご主人さんは何時に帰られますか？」
「今日は11時ごろだけど。」
「差支えなかったら、帰宅後電話頂けます？」
「ウチの旦那遅いと疲れて、すぐ寝るから明日の朝にして。」
5時ごろ、氏子さん3名がみえた。
3名ともお祭りに台風がかち合った記憶がない。
回覧版回す必要がないか話し合ったが班長まで話せばいいと言うことで
すぐに手配しなくてもよいが10日の木曜日にもう一度臨時会合をすることにして
今回の臨時会合は終了。
夜7時過ぎに町内会長から電話が
「何だった？」（気楽でいいねって言いたいですがチャック）
「幟立ての12日に台風がかち合いそうなので予定を変更する話をしていたんですが。」
「俺は10日が仕事。」（肝心な時に！）
「それじゃあ、10日の臨時会合は一任でいいですね。」
「分かった。」
「その代わり、10日の決定事項を10人の班長さんに報告願います。」
「分かった。」
「でも不在だと伝わらないので書面があった方が良いですか？」
「あった方が良いね。」
「それでは予備を含めて、用意します。」
これで本日の町内関連は終了。
それでも、この日は入隅カッター3台と替刃4本売れましたので、言い訳ができています。
