とりあえずカスタマイズを終わらせて、昨日発送しました。
一段落しましたので125mm充電マルノコC3605DAの分解図を確認すると
仕様が旧タイプのままである。
ちなみに147mmのC3605DCと165mmのC3606DAの分解図を確認するが
上図と同じ。
今度は本体を確認すると147mmのC3605DCは旧タイプのままだが
在庫のC3605DAは新仕様になっている。
あいにく165mmC3606DAは在庫がなかったので確認は取れていません。
さらに説明書を確認すると、在庫のC3605DAは新仕様の平行微調整で
同じ機種なのにネットのC3605DAの説明書は旧仕様の平行微調整。
と言うことは、C3605DAのみ最近新仕様に変えたということになります。
すると他の機種も随時変更されていくことが予想されます。
この件をHiKOKI担当に伺うと
「何も聞いておりません。」
とのこと。
このあたりの平行微調整については普通の営業マンでは理解できない範囲。
新旧の違いは簡単に説明すると
旧タイプは平行が狂ったとき、全部を左右に調整する機構。
この場合、刃を目いっぱい出していればリンクの付け根を支点に平行度が調整できるが
刃を引っ込めるとリンクがフリーになるため平行度の狂いが戻ってしまうだけでなく
リンクが斜めになるため、刃の出し入れがスムーズに動かなくなる。
新タイプは
このホーローボルトの先の突起が支点となり
リンク付け根のネジで刃物後方を左右に移動できるので本体の平行が狂っても
支点を軸に修正できるので刃の深さを変更しても平行度は変わらない。
だから新仕様ならベベルプレートが曲がっても簡単に修正できる。
ですから、これから購入する方は新仕様を待ってでも購入すべきである。
「HiKOKIはすごい!」
と思われた方がおられるかもしれませんが、実はマキタのHS474シリーズでは
すでにマキタの方が先に行っている。
ちょっと方式が違いますが、マキタはベベルプレートと背中合わせの
アルミの分度器部分がベースとセパレートになっており
平行が狂ったときは分度器の取り付けネジを緩めてフリーにし
平行になったら再度ねじを締めると深さを変更しても平行度が変わりません。
ただ、この点に違いを説明できる営業マンも販売店もほとんどいないので
営業トークまでに至らないようです。
その中でもC3605DAの仕様変更したスタッフは褒めてあげたいと思います。