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HiKOKIの新型深さ固定方式を考える

先日のコメントの件でHiKOKIの充電マルノコの精度が悪いとの

ご指摘を頂きましたので、何がいけないのか?
検証してみました。

日ごろから「何かおかしい?」と言う表現は、第三者には分かりづらく

当方も大きな勘違いをしているかもしれませんが

とりあえず、一個人の見解としてご覧願います。

 

まず問題のHiKOKIの充電マルノコであるが、

ヒンジの穴が大きいとのご指摘を受けましたが

これは各社同様にナット側に遊びがあります。

ボルトが半ネジを使っており、半ネジのボルト部分が

ネジのない部分よりも若干細いためにガタが出ます。

対策としてヒンジの緩め止めナットをきつめに締めれば

多少は状況が改善しますが

これはマキタもリョービも同様の構造なので

大きな問題点であるとは言えないと思います。

HiKOKIが他社と違う部分はヒンジ部分ではなく

深さを決めるリンク部分が大きく違います。

他社のリンクの固定方式は

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レバーを下げることによって2本あるリンクを挟み付けて固定するため

固定後はリンクのグラツキがなくなります。

それに対してHiKOKIは

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リンクの内側のみを縦方向に固定しているため固定後もリンクがグラつきます。

以前のマルノコは他社方式だったはずですが、

この方式の方が締め付け強さの微調整が簡単なので、

自慢気に採用されたのかもしれません。

しかし今のマルノコは何度も言いますが「直角命」です。

実際に固定した状態でどうなるか検証します。

平行度がどれくらい変わるかスケールシールを当てて実験します。

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まず何もしていない状態の時、刃の後ろ側からベース右端まで30mm。

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直角定規を当てる時にマルノコが逃げないように目いっぱい左に寄せると

1mm刃が移動しています。

画像がうまく撮れなかったので文面だけになりますが

平行定規の左差しの時は刃が逆方向に0.5mmズレていました。

と言うことで新型深さストッパーには問題がありました。

現在の100Vブラシレスマルノコにも採用されていますが

機種によって、この遊びは違うようですがリンクの固定方式は同じなので

五十歩百歩と言ったところでしょうか。

 

と言うことでHiKOKI新型ストッパー方式反対派に清き一票を

お願いいたします。