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マルチボルトを裸にしてみる

36Vでも18Vでも切り替えなしで使えるマルチボルト。

京セラも同様な商品を手描ける噂が出ていますが

基本的な構造はいたって簡単な構造です。

18Vバッテリ及び本体の+(プラス)とー(マイナス)の電極を

縦割りにし、その上半分同士とした半分同士に3.6Vx5セルの電池を繋いだだけ。

そのため18Vの充電器に差すと18Vで36Vで使う電池が充電でき

18Vの工具に差すと18Vで作業するが

36V機に差す36V機側も縦割れ電極になっているため

2組の18Vx5セルを直列につなぐので36Vで動く

特別な電圧変換装置長いので

・コストが安い

・故障しにくい

と言う圧倒的な利点がある。

なのにマキタは真似しない。

特許を取っているとか兼用にするとたくさん売れないとか

互換バッテリ対策だとか

色々噂が流れているので、自力で調べてみました。

ググってみると、やっぱり一番間違いないのが特許庁のHP。

特許・実用新案文献表示|J-PlatPat [JPP] (inpit.go.jp)

ここにマルチボルトバッテリの詳細が載っていました。

※詳細が出ない場合は簡易検索|J-PlatPat [JPP] (inpit.go.jp)より文献番号「特開2021-101431」で検索してください。

特許の有効期限は出願日から20年と言うことなので

令和23年3月29日まで他社は真似ができないことになります。

これではマキタは真似できないわけです。

悪あがきの「40V」(正しくは公称電圧36V)が出てしまう理由にもなったでしょう。

京セラが兼用方式をどう出してくるか?

また機会があれば調べてみます。