現在国が撤廃しようとしている働き方のことである。
一人親方とは?個人事業主との違いや加入できる労災保険の特別加入制度について | 一人親方の労災センター共済会 (hitorioyakata.or.jp)
一人親方の意味は従業員を持たない個人事業所のことであるが
元請けからは都合のいい業種である。
元請けの中には職人さんに逃げられないように正社員化するケースもあるが
現実は極めて少ない。
正社員にすると会社からすれば飼い殺しに近い状態にできるが
それ以外は、一人親方の方が会社の利点が多い。
会社側の利点は
1.仕事が少ないときは解雇ではなく、依頼しないだけでいい。
2.給料で支払うと厚生年金と社会保険を半額会社が負担しなくてもいいだけでなく
3.正社員は給料を支払う際に社会保険等の天引きして払うため月の支払額が安く思われてしまうことがない。
4.事故や病気があったときの責任が軽くなる。
5.給料は消費税の控除ができないが外注費は消費税の控除ができる。
(一人親方撤廃のためにインボイスが始まったとも言われています)
さらに現実は日当払いではなく、ほとんどが手間請けなので
いわゆる出来高払いであるから最低賃金も関係なくなるので底なしである。
結論として一人親方は元請けが職人さんをうまく利用している制度のようである。
そのため職人さんを正社員としては使わないことが通例のようである。