またまた、懲りずに問題を出しちゃいます。
最近どこのメーカーからもeモーターとかDCサーボモーターとか出していますが、
みんなの同じBL（ブラシレスモーター）です。
このBLモーターですが、どこのメーカーもあまり詳細が書かれていません。
辛うじて書かれているのが、日立が「高能率で経済的」「モーター効率30％UP」
マキタが「カーボンブラシ交換不要」「電気ロスが少ないので約1.4倍」
ぐらいでしょうか。
私はこの表現は正しいと思いますが、もっと良い事たくさんあるのに何で書かないんだろうと思っています。
電動工具で一番最初に発売したのが、松下で10年ぐらい経ちます。
当時はBLモーターの存在を誰も知らないので、あまり噂になりませんでした。
実は子供のころから電気オタクだった私は当然のように
この商品が出た時にすぐに原理を調べて、モーターの良いところ、悪いところを見つけ
柔軟に対応してきました。
良い所
・軽い・省エネ・カーボン不要・発熱量が少ない・スイッチ焼けが少ない
悪い所
・コストが懸かる・故障しやすい・過負荷に弱い・インバーターでない発電機には不向き
ということで、過負荷のないインパクトドライバとコンプレッサーしか現在使われていません。
家電業界ではBLモーターは当たり前になっていますが・・・・・
さて問題です。
このBLモーターいったいどんな原理なのでしょうか？
どうして、電気ロスが少ないのでしょうか？
一週間みなさん考えてください。
ヒントは三相モーターと単相モーターの違いです。
