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究極の防塵マルノコ その3

それでは、どうしたら集塵機の要らない防塵マルノコが出来るか?


1.刃を引っ込めても隙間のない形状にする。
現在販売されている防塵マルノコは切り込み深さを浅くすればするほどベース上に隙間が発生して
ホコリが横へ漏れやすくなっています。
対策として小型ミゾキリのようにベースから横漏れカバーを付けてベースと上部カバーの間の隙間をなくしたものにする。


2.上部カバー全体をベースに固定して、刃とモーター部だけが上下する構造にする。
1と同じ考え方であるが、いずれも傾斜は考えないものとする。


3.プラスターボードは9.5・12.5・15mmの三種類のため切り込み量が18mm程度のものにする。
これだと初期の頃の集塵マルノコの直径80mmのタイプになる。(切り込み量20mm)
現在も過去にもアルミベースタイプの80mmの防塵マルノコは発売されていないと思います。


4.いっそのこと、ほこりが出ないミートスライサーのような刃物にする。
ミートスライサーというのは、ハムを薄切りにする機械である。
丁度、包丁の刃をマルノコ状にしたものである。
実は日立工機がこのミートスライサーを製造しています。(販売はしていません。あくまでも下請けです。)
でも、ホコリが出ないから防塵マルノコとは言えませんね。


どれもあまり現実的ではないかもしれませんが、各電動工具メーカーさんの参考にでもなれば、幸いと思っています。
とにかく防塵マルノコのユーザー様の大半はプラスターボード用です。
今まで、あまりにもこの認識がなかったため、電動工具メーカーからボード用のチップソーの発売がつい最近になってからなんです。
(正確に言うと20数年前にマキタが販売していましたが1枚5000円位と高くて全く売れず、売れ残り在庫を20年くらい前に全部買いました。)
それではまた。
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