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今週の問題(曲がって入る丸頭のロール釘)

先週、木の塀を作ると言うことでお客様からステンレスの釘の注文がありました。
「ステンレスの連結釘で32mmはあるか?」
「○○さんがいつも使って見えるMAXタイプの斜めシート連結の32mmの平頭のステンレス釘ですね。」
「平頭っていうと・・・丸頭はあるのか?」
「今1箱なら在庫がありますが?」
「1箱じゃ足らんから3箱取り寄せて持ってきてくれ。」
「一応、丸頭の方が少し釘が曲がって入りやすいと言われますが宜しいですか?」
「うん、いい。丸頭で取ってくれ。」
と、いうことで翌日納品してきました。
そこに見えた奥様が、
「今回は釘打にしたの?(今までいつも手打ちでした)これをこれから焼くの?(色をつけるためです)」
「焼いてはいけません。焼いたらシートが溶けて使えなくなってしまいます。」
「でも、焼かんと光るから目立つよね。」
「丸頭だからそんなに気にならないと思いますよ。」
「ふ〜ん。」
「でも、曲がりやすいと言われるので気を付けてください。」
と言いながら次の納品先へ。
ところで、理由も言わずに丸頭は釘が曲がりやすいということを言いましたが、
手打ちの場合は玄翁と釘頭が面ではなく点で当たるため、玄翁の芯から逃げやすくなり、釘が曲がりやすくなります。
釘打機の場合の曲がりやすいと言われる理由が手打ちの場合と少し違います。
さて、問題です。
どうして釘打機で丸頭の釘を打つと曲がりやすいと言われるのでしょうか?

解答は、また来週!
※ここで「釘が曲がる」と、言われる表現は、釘の軸が折れるという意味の表現ではなく、斜めに曲がって入ると言う意味です。
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