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先週の解答(現場の油落とし)

ドン ドン ドンドンドン
ドン ドン ドンドンドン
時に平成26年12月14日 三河の夜風を震わせて・・・


昨日はある重大なことがありました。決して衆議院選挙のことではありません。
プライベートなことで、しかも3件も。
一つ目は仕事とは関係なく家族ぐるみで50年近くお世話になった方が、余命数ヶ月の宣告を受けたと聞いてお見舞いに伺いました。
残り2件はまだ公表できませんので、後日報告いたします。



それでは先週の解答です。先週の問題は現場修理での問題でした。


手の油を落とす時に普通は使わないようなものっていったい何でしょう?


すでに解答がたくさん出ております。
いつも使うものは切粉(きりこ)です。
他の言い方で”大鋸屑(おがくず)でも使えますが、ちょっと意味が違います。
切粉は”切る=切断する”ですから横引きの鋸屑になりますが、
大鋸(=縦挽き鋸)の屑ですから縦挽きの鋸屑になります。
大鋸屑の場合、バンドソーのように木口面に対して垂直に挽いたものは切粉と同様に使えますが、
木の目とほぼ平行に引いた大鋸屑は木の繊維が長いので、あまり有効ではありません。
また切粉でも合板がダメです。木口の繊維面に油分の吸い取る力があるのと、
手に付いた油を手に傷つけずに削り取る研磨材としての効果もあるようです。
店内での修理の際に使っている油落とし洗剤がありますが、その洗剤の中にも内容物として
「研磨材」と表記してありますが、使ってみるとどう見ても切粉の感触がありますので
おそらく切粉と同様のものが入っていると思います。


手に付いた油は溶剤系のもので洗えば、簡単に落ちますが、手の油分も取られるため、手がカサカサになってしまいます。
洗剤だけでは、黒い油分はなかなか落ちません。
また洗剤のぬめりも簡単に落ちません。
しかし切粉+洗剤を使うと油分が簡単に落ちるだけでなく、ぬめりも簡単に落ちるので、この専用洗剤を使います。
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おまけ
本日の元ネタになります。