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ステン羽根定規ができるまで その4


角パイプは廃材を利用して、バーも廃材を利用しましたが厚みも幅も合わないので、
マルノコの穴に気持ちよく出入りするまで何度も擦ってはヌイて擦ってはヌイて
何とか使えるところまで合わせました。
実際使ってみると自画自賛ですが、使いやすいと思いました。
角パイプは当初16mm角を使いベース下面から12mm落ちにしました。
当て木をすることを前提としているためにそれより薄いと当て木が折れやすいことから12mm下がりにしました。
問題はバー材です。
軟鋼材では、すぐに曲がってしまいます。
必要なバーの断面寸法は厚み3mm幅12mm。
鋼材の硬い素材は高価だし、そんなに原価をかけられるような商品ではない。
最初に思いついたのはナイスのマルノコ定規の900㎜を買って2本取りする。
しかし、目盛りが合わない。
溶接面の近くは塗装が剥離する。
だったら塗装しなくてもいいステンレス材を使えば?
ステンレス素材を探すと既製品で3x12mmがありました。
これなら軟鋼材よりも硬く、塗装は不要。
当て木は本職のユーザー様にお任せして、ビス穴だけ下に寄せて開ける。
溶接すると冷めるときに直角が動くので、冷めてから再度直角を修正するため
量産化するメーカーでは、不向きだと思う。
だから、どこもパクらないのかもしれない。
mayaさまから助言を頂いて、現在12mm以外に9mmと6mmも用意しておりますが、現在は半数以上が9mmタイプになっております。
2本差しはかなり面倒なので、もうちょっと価格を上げないと採算が取れないのが現状です。
これまで、たくさんの方々にお使いいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。