PVアクセスランキング にほんブログ村

感じ方も人それぞれ

昨朝、電話で
「この前(主軸の)ベアリングを交換してもらったプレナから変な高い音がするので見に来てください。」
さらに12時半ごろ
「やっぱり変な音がするので大至急来てください。」
この方は機械の異常に対してシビアな方なので、他の方なら急がないどころか何とも思わない程度のことでも
すぐに処理しないと気のすまない方なので、翌日の予定が入っているため当日の午後伺います。


現地に着いて、異音の発生源を調べます。
音はどこからともなく聞こえてきます。
送りだけ回しても音がするので送り機構のどこかだと言うことは確定です。
送りのベルトを外しても音がするため、送りモーター部に原因があるとしか思えないため


送りモーターを解体します。


モーターのベアリングは間違いなく悪かったのでお客様の了解を得て交換します。


これで直ると思いきやモーター音は静かになったが、高速にすると再び異音がする。
今回のモーターのプーリーは変速プーリーなので、その機構に問題があると見たが
分解できる構造になっていない。
この件に詳しい方に電話すると
「そのプーリーは修理できないし代替部品がありません。どうしても修理をする場合はモーターにインバーターを噛ませるしかないね。」
インバーターを噛ませると20万円コースの修理になりそうなので変速プーリーに思い切りグリスぶっかけて
音が半分くらいになった。
ここまで行えばお客様の諦めて納得されたので、今回は終了!