「比較動画」マルチツールのご紹介。社外刃っていいの?鉄筋も切断などなど
昨日、何かネタはと思いながら秀久さんの動画を見ていたら、
思わず、ツッコんでしまった。
この動画の後半部分で社外品の木工刃と純正の木工刃で
パーチクルボードをにどれだけツッコめられるかの検証だった。
社外品は新潟の高儀さんの刃であるから中国製品である。
もちろん品質は褒められないが、今回は土俵が違う。
中国製は刃物が長方形で純正は台形。
台形の方は入りやすいのは当然と言うより常識である。
「純正はモノが良いから台形に作ってある!」
と言われる方もおられるかもしれませんが、
同じボッシュでも両方あります。
どうして台形の方が入りが良いか?
それはマルチツールの鋸刃両端の切削能力が無いからである。
特に硬木用の粗刃は条件が悪い。
刃先に上目(刃先鈍角の研ぎ面)が跳ねてあるので図の左側は全く切れない。
そのためパーチクルボードのような硬い素材は入らない。
針葉樹でも切れないことはないが左が切れないのでツッコむと右へ曲る。
それに対して台形刃は
緑の丸部分さえ木に食い込めば真っすぐ切れます。
このあたりの特性を考慮願えれば幸いでございます。