これは遺産を相続人で分配する場合、明確な遺言書がない限り必須の書類となります。
とにかく、これがないと相続税も払えない。
銀行の口座も凍結したまま。
もちろん不動産登記もできません。
大半の方は専門業者に依頼するケースが多いようですが、
必要な情報さえ整っていれば、大工さんが新築の見積もりを書くよりも簡単。
項目が揃っていれば、家に帰ってから寝るまでの間にできる程度の書類なのに
プロに依頼すると20万円前後するのは普通らしい。
もちろん、この書類には印紙も税金も不要。
いるのはパソコンとプリンターだけ。
ですので父の時に続き、2回目の作成をほぼ終了しました。
あとは、本日兄弟の記名と実印を頂くのみ。
今回は兄弟3人で使われていない固定資産はないので
固定資産は占有者が相続、換金性のあるものは等分するとのことで全員の了解を得る。
ただ、ここで問題なのは葬儀費用やこれから掛かる先祖の経費。
普通なら長男が払うので昔は長男が余分に頂いたが、今回は等分なので
これまでの母に掛かった経費とこれから掛かる仏壇やお寺さんやお墓の経費の等分する。
すると先日カミさんが
「お墓にお母さんの名前を入れなきゃいけないでしょ!」
全く頭の隅にも入っていませんでした。
父の名前は遠縁の石屋さんにお願いしたので
同じ石屋さんに見積もっていただこうと電話したが電話がつながらない。
FAXもつながらないのでそのお姉さんに電話すると自宅の電話を教えていただいたが
その電話は「現在使われておりません。」
世の中甘くありません。どこまででも試練は続くようです。