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1mの自動かんな盤

今から30年くらい前に某機械メーカーの営業マンが処分を依頼されて

ある大工さんのところに無償で設置されましたがもちろんタダより高い物はないと言います。

整備代+設置料で数十万円掛かったらしい。

でも今まで加工が大変だった3尺幅の無垢板の加工ができたので

十分元は取れたようである。

しかし時代も変わり、全く使われていなかったので

別の大工さんのところにやってきました。

ところが材料の送りベルトが欠損しており使えない状態。

無いベルトは画像に見える左側の平ベルト。

幅が50mmで厚みが3mmくらい。

こんなベルトは触ったことがありませんので同級生のベルト屋さんに行くと

「こんなベルトは今は全く使わないので在庫はありません。普通はベルトを定尺で買ってジョイントを箱で買って自分で作るんですよ。」

と言われました。

そこを何とか完成品で販売していただけるところを探しましたので手配します。

本来、この自動かんなは、ガラス建具の目地払に使われていたとのこと。

たしかに建具を突っ込めば目違いは一発でなくなりますが削り肌が粗そう。

どうせ塗装をするからペーパーで仕上げるのかな?