先日のスライドマルノコのコメントの中で、anaponさまがスライドマルノコで表面の皮一枚残しの実験写真が載せられないとのコメントを受け
当方までメールで写真を頂きました。
ありがたい解説文まで頂き、これを一人で読むのは申し訳ございませんので、anaponさまの了解を得まして、今回公開させていただきます。
以下、本文のまま
いつもお世話になっております。
anaponと申します。
巾木の件、写真添付させていただきます。
ちなみに私の調整方法ですが、機種はＣ７ＲＳＨＣです。
まず、左傾斜の際に皮一枚にし、このとき当たりの部分にある
スライドできる薄い板は当たらないように奥にしておきます。
そのまま右傾斜で切ると、巾木を切断してしまうので
今度はアタリにある薄いスライド板を使用して切断します。
ただ、普通ではスライドが奥までいかず切断できないので
スライドの定規に当て木をして巾木が少し手前にある状態にして
作業する必要があります。
墨は巾木の裏側に適当に。。。
メリットは言わずもがなですが
感じたデメリットとしては、
1.多少墨が手間。寸法取り含め。
2.床や矩が著しく悪い時は不向き。（床のレベルはスカート付きの巾木なら少々どうにでもなる。）
3.スライド機種依存
4.スライドの設定がちょっと手間。
5.長い部材の真ん中等でこれを造る場合等、デリケートなので気を使う。
（いっそのこと出隅部だけ長さ250〜300くらいで作ってストレート部で継ぐ方が仕事はしやすいかも？！）
改めてanaponさま、ありがとうございます。
尚、他方からもこんな写真を上げて欲しい、こんな動画をUPして欲しいなどの建築業界の役に立つネタも募集しております。
何かございましたら"irisumijp@yahoo.jp"までメール下さい。
それではまた。
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