昨日は割矢と表記しましたが安全基準の条文では
・木材加工用丸のこ盤並びにその反ぱつ予防装置及び歯の接触予防装置の構造規格(◆昭和47年09月30日労働省告示第86号) (mhlw.go.jp)
割刃となっていましたので刃物ではないので違和感がありますが
こちらの表記に変更します。
昨日のマルノコ盤で原寸の型を取り
1枚は製缶屋さんようにお渡しし、もう一枚を控えで取っておきます。
割刃の目的は刃の後方に指を入れたときに指の切断を防ぐもの。
かつてマルノコ盤で小さな横切りを行う際に
刃の後ろに留まった木っ端を取る際に事故が結構あったというので
対策に割刃を付ければ防げるといいことで法規制した経緯がある。
そのため割刃は刃の深さを変えたり刃の直径が変っても対処できる構造にしないと
検査が通らない。
法では鋸の厚みの1.1倍以上と書かれているが。これはアサリを除く厚みと解釈するが
アサリを含んだら縦挽きだと軋んで使えません。
それとアテ材は割刃が真剣白刃取りになってしまいます。
特に集成フリー盤なんてほとんどがアテなのでできるだけ厚みを薄くしたいところです。
最終的に手間をかけても検査後は外してしまうのがオチになりそうですが
すべきことはきちんとします。