一部で騒がれていますマルノコ用のゲージ付きのガイドにも
マルノコの逃げ寸法が絡んでいます。
下地や壁の中に逃げるフロアを切る場合なら問題ないですが
正確な寸法に切るためには微調整が必要です。
ただ、刃先が定規に触っている状態で使うので刃先に触る部分が摩耗しても
切断長さは変わりませんが、原寸の寸法を読まずに当てた寸法で切る場合は
刃先の触る位置が摩耗した分だけ長めに切れるはずです。
それは使う方が認識すれば問題ないですが、謳い文句で
「マキタ用が100mmでハイコーキ用が90mm」と言うのは納得ができません。
また、使うマルノコが限定されることも明記されているか不明です。
当店のステン羽根定規も使うマルノコが決まっている前提ですが
使うマルノコの分だけ購入できる程度の金額なので許していただけると思います。
また何度も言いますがマルノコによって逃げ寸法が違います。
ちなみに当店の在庫を測ったら
日立中古の190mm造作マルノコが105mm
マキタの125mm充電マルノコが101mm
マキタの中古165mmアルミベースマルノコが95mm
HiKOKI125mm充電防塵マルノコが89mm
こんな感じで統一されていませんが京セラのアルミベースマルノコだけ
W661/662/662/571/572/573EDシリーズとHikOKIの165mm充電マルノコは
全機種91mm(=3寸)でした。
マキタの125mmの充電マルノコだけはバッテリが左から差しているので
コケにくいようにベース左が広めになっているようでした。
この辺りも考慮して各メーカーさんも逃げ寸法が計算しやすいように
逃げ寸法を100mmとか91mmのどちらかに統一するか
何らかの方法で逃げ寸法を替えられる機能を考えた方が良い時期ではないでしょうか?