そんな状況で最近は全く売れない普通のミゾキリ。
20年前までは小穴カッターが多少売れていましたが、それも最近は売れません。
それでもh168さまは動画で色々と小穴カッターの活用をUPされていますので
当方としては勉強になります。
小穴カッターは、ほとんどアジャストカッターと呼ばれるチップソーを斜めに回す
カッター刃を使われています。
ダイヤルを回すと刃の傾き方が変わるので溝幅が変わります。
私の若いころ、日立の研修所に行ったときベテランの販売店さんが、この刃を見て
「本当はもっと細かい刃の方が綺麗に切れるんだけどな~。」
確かに発売当初は刃の数がこの倍くらいありました。
でも使ったこともない販売店が「細かいから切れる」なんて表現はおかしいです。
親子ほど年が違いますので反論はしませんでしたが
確かに刃物は細かいと切れに切れそうに見えます。
モノを売る際は実際に使ってみることよりも見た目が重要です。
それと売る側の自信も必要でしょう。
でも、実際は細かいアジャストカッターはなくなりました。
営業マンの間では「コストが掛かるから」と言っていましたが
それは思い込みであり分かりやすいいいわけでもありますが
自分としては
・細かいと抵抗が大きく幅広の溝突きはモーターの負担が大きく機械も人も大変である
・細かいと切りくずが多く排出口ですぐに詰まる。
(実際に使われている方の大半はカバーを外して使われていました)
現在は、粗い刃になったのでカバーを外す方が減り安全になりました。
続く