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ミゾキリ刃 その2

そんな状況で最近は全く売れない普通のミゾキリ。

20年前までは小穴カッターが多少売れていましたが、それも最近は売れません。

それでもh168さまは動画で色々と小穴カッターの活用をUPされていますので


www.youtube.com

当方としては勉強になります。

小穴カッターは、ほとんどアジャストカッターと呼ばれるチップソーを斜めに回す

カッター刃を使われています。

ダイヤルを回すと刃の傾き方が変わるので溝幅が変わります。

私の若いころ、日立の研修所に行ったときベテランの販売店さんが、この刃を見て

「本当はもっと細かい刃の方が綺麗に切れるんだけどな~。」

確かに発売当初は刃の数がこの倍くらいありました。

でも使ったこともない販売店が「細かいから切れる」なんて表現はおかしいです。

親子ほど年が違いますので反論はしませんでしたが

確かに刃物は細かいと切れに切れそうに見えます。

モノを売る際は実際に使ってみることよりも見た目が重要です。

それと売る側の自信も必要でしょう。

でも、実際は細かいアジャストカッターはなくなりました。

営業マンの間では「コストが掛かるから」と言っていましたが

それは思い込みであり分かりやすいいいわけでもありますが

自分としては

・細かいと抵抗が大きく幅広の溝突きはモーターの負担が大きく機械も人も大変である

・細かいと切りくずが多く排出口ですぐに詰まる。

(実際に使われている方の大半はカバーを外して使われていました)

現在は、粗い刃になったのでカバーを外す方が減り安全になりました。

続く